レッドビーシュリンプの飼育と繁殖etc

レッドビーシュリンプの水槽立ち上げ方法や水質、水温など、飼育・繁殖(抱卵)のカギを教えます!

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水質について

レッドビーシュリンプの水質について

レッドビーシュリンプの水質について

レッドビーシュリンプにとって、水槽内の水は我々人間にとっての空気のようなものです。その大事な水の状態を無視しては飼育がうまくいくはずがありません。水質に関しては、以下の3点をチェックするのが良いと思います。

 

1.pH(水素イオン指数)
2.GH(総硬度)
3.NH3/NH4+(アンモニア)・NO2-(亜硝酸)

 

1.pH(水素イオン指数)

pH(ペーハー:水素イオン指数)は、最も有名な指標ですね。水が酸性なのかアルカリ性なのかということですが、レッドビーシュリンプに適したpHは弱酸性の6.0~6.5くらいです。これより低くても生存はしますが、高い場合(アルカリ性)は確実に☆になります。pHを6.0~6.5にする方法は優秀なソイルを底床にするだけでOKなんですが、古くなってくると数値が上がってきます。そうなったら換え時です。ものすごく面倒ですが、2年くらい経過したソイルは交換した方が良いと思います。

しばらく安定していたのに、最近レッドビーシュリンプの☆が増えてきた?なんて時は、まずpHを調べましょう。

pHを調べるにはテトラ pHトロピカル試薬 (5.0-10.0)が手軽で良いです。

 

2.GH(総硬度)

GH(総硬度)はカルシウムイオン(Ca++)とマグネシウムイオン(Mg++)の合計量のことで、軟水なのか硬水なのかを調べる指標です。
レッドビーシュリンプのような甲殻類は硬水が良いとされているため、GHの数値は高めということになります。ただ、このGHについては様々な意見があるようで、私も明確な数値がわかりません。いろいろ調べてみると最低でもGHが3は必要とのことですが、GHが20の水槽でも繁殖が報告されています。ちなみに、現時点で私の水槽はGHが18で、繁殖もしています。
GHが低くなるとミネラルとカルシウムが不足します。ミネラルの不足はバクテリアの活性を悪くし水質悪化を起こすので特に注意が必要です。また、カルシウムの不足はシュリンプの殻を弱くし色飛びや脱皮不全を起こすため、こちらも注意が必要なのです。

GHを調べるにはテトラ 総硬度試薬GH(淡水用)、GHの数値を上げるには添加剤シラクラ シュリンプミネラル Ca+ 100mlを使用しています。

 

3.NH3/NH4+(アンモニア)・NO2-(亜硝酸)

NH3/NH4+(アンモニア)は、レッドビーシュリンプの残り餌や排泄物が分解されて生じます。アンモニアはレッドビーシュリンプには特に有害で、バクテリアが十分に繁殖している水槽であれば、基本的にはアンモニアは少ないはずです。なぜなら、アンモニアはバクテリアによってNO2-(亜硝酸)に分解されるからです。ただし、これもアンモニアほどではありませんが有害です。

NO2-(亜硝酸)は、さらに別のバクテリアによって硝酸塩に分解されます。ここまでくればかなり毒性が下がるため、これらを分解してくれる複数のバクテリアが水槽内には必要なのです。(バクテリアについてはフィルター(ろ過器)参照)

アンモニアを調べるにはテテトラ アンモニア試薬NH3/NH4 25回分、亜硝酸を調べるにはテトラ テスト亜硝酸試薬NO2(淡水・海水両用)を使用します。

一度に6種類の水質が調べられるテトラ (Tetra) テスト 6 in 1 試験紙が手ごろな値段なので人気のようですが、それぞれの項目でご紹介した液体タイプの方が精度が高いのでオススメです。私は精度の高い液体タイプを使用しており、1~2カ月に1回くらいのペースで調査しています。

次のページでは、レッドービーシュリンプを飼育するうえでの醍醐味「繁殖(抱卵)」について解説します。