レッドビーシュリンプの飼育と繁殖etc

レッドビーシュリンプの水槽立ち上げ方法や水質、水温など、飼育・繁殖(抱卵)のカギを教えます!

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水槽の立ち上げ

レッドビーシュリンプ水槽の立ち上げ

レッドビーシュリンプ水槽立ち上げ

夏場の水槽環境を考えると、レッドビーシュリンプを飼育する水槽のサイズは最低でも60cmを用意した方が良いです。(夏場の水槽環境に関する説明は30cm水槽の利点と弱点参照)ですので、ここでの水槽立ち上げに関する説明は、60cmの水槽を前提とします。

まずは水槽の立ち上げに最低限必要なアイテムを準備しよう

レッドビーシュリンプに必要なアイテム

水槽立ち上げ時は、水槽の他に最低でも以下の7アイテムが必要です。
※この項目では、レッドビーシュリンプ水槽の立ち上げ時に最低限必要なアイテムを紹介します。また、それぞれの役割と重要性を解説し、それに適うオススメのアイテムも同時に紹介していきます。

1. フィルター(ろ過器)
2. ソイル
3. ライト
4. ヒーター
5. 水温計
6. 水質調整材
7. バクテリア

 

1.フィルター(ろ過器)

フィルター(ろ過器)は水を循環させて水槽内をきれいに保つ最も重要な設備ですが、水槽の水をきれいにする“ろ過”には3つの役割があります。

1.私たちの目に見えるようなゴミやチリを越し取るろ過で、物理ろ過といいます。

2.餌の残りや魚の排泄物から生成された猛毒のアンモニアや、それが変化して生じる強毒の亜硝酸をバクテリア(微生物)の力を借りて毒素の低い硝酸塩へと科学的に分解するろ過で、これを生物ろ過といいます。

3.有害物質を化学的に吸着する能力のあるろ材に吸い取らせてしまうろ過もあり、これを化学(吸着)ろ過といいます。

この3つの“ろ過”のうち、レッドビーシュリンプの飼育下で特に重要なのが1の物理ろ過と2の生物ろ過です。これを踏まえて選ぶなら、フィルターはエーハイム クラシックフィルター2213 ろ材付セットです。

ただ、私の新たな60cm水槽は、「エーハイム クラシックフィルター 2213 ろ材付きセット」だけでは満足のいく環境が作れませんでした。これに、2つのアイテムを追加設置したことで問題を解消することができたのです。

 

私が追加設置した2つのアイテムとは…

 

1.底面直結フィルター(エーハイム底面直結フィルター
2.外掛け式フィルター(ジェックス 簡単ラクラクパワーフィルターL

 

上記の2つです。

 

エーハイム底面直結フィルター&外掛け式フィルターの追加設置により、ろ過の効率が格段に良くなったことで30cm水槽時代の環境を取り戻しました。さらに、外掛け式の簡単ラクラクパワーフィルターLは、エアレーションの機能が付いるため、酸欠で☆になりやすい夏の暑い時期の生存率を格段に上げてくれました。

※現在は環境が出来上がっているので、外掛け式フィルター「ジェックス 簡単ラクラクパワーフィルターL」は外して、「エーハイム クラシックフィルター 2213 ろ材付きセット」&「エーハイム底面直結フィルター」のセットだけになっています。

 

2.ソイル

ソイルとは土でできた底床のことで、水質を弱酸性(pH6.0~6.5くらいが望ましい)に保つのに大きく貢献してくれます。60cmの水槽には8~10リットルのソイルが必要です。

ちなみに、現在私が使用しているソイルは、ろ過力と水質安定維持機能の優れたRED BEE SAND(レッドビーサンド) 8kgです。このRED BEE SANDは底面フィルターを使用することで効力を発揮するようなので、このソイルを選ぶ場合は必ずエーハイム クラシックフィルター2213 ろ材付セットエーハイム底面直結フィルター のセットを合わせて使用するようにしてください。

更に私は、育ちにくい幼生期のレッドビーシュリンプの餌の供給源であるインフゾリア等の微生物を増やすため、爆殖シュリンプストーンを合わせて使用しています。

 

3.ライト

ライトには2つの役割があります。1つは飼育しているレッドビーシュリンプを観賞する際に水槽をきれいに照らすこと。2つ目は水槽に植えた水草やウィローモスの成長に必要な光を提供することです。

ライトを選ぶ際に注意すべきことは、ライトの熱によって水槽の温度を上昇させないことと電気代、あとは見た目の好き嫌いです。私のオススメはLEDライトのジェックス クリアLED SG 600B メタリックブラックです。水槽の隅々まで光が届くのでムラがなくて綺麗で、電気代も低めになるので助かります。

 

4.ヒーター

ヒーターは主に冬場に必要なアイテムで、水温を一定に保ってくれます。(夏場の水温に関しては夏の暑さ対策参照)レッドビーシュリンプに適した水温は23℃~26℃なので、24℃くらいにダイアルで調整できる一体型ヒーターでカバー付き(テトラ IC サーモヒーター 150Wスドー スライドヒーターカバー S-2100 がオススメです。

 

5.水温計

水温計は温度の変化が激しい夏場には特に重要なアイテム。アナログ式のもので小さい方(GEX ジェックス クリスタル水温計 SS グリーン)が邪魔にならなくて良いと思います。

 

6.水質調整剤

水質調整剤は水槽に水を足す「足し水」に使用します。私は常にバケツに足し水を用意してあり、水位が下がったら水を足します。私が使用している水質調整材はジクラウォーター ベニッシモ ビーシュリンプ用 500mlです。

また、飼育を続けていく上でミネラルやカルシウムを添加する必要が出てきます。ソイルの軟水化作用によるミネラル不足やカルシウム不足によるシュリンプの脱皮不全の為です。これらの解消にはシラクラ シュリンプミネラル Ca+ 100mlがオススメです。

ちなみに、「水換え」というワードを目にすることがありますが、これまでに私は水換えを行ったことがありません。水換えを行うということは、環境を破壊することになりかねない、というのが私の考えです。

 

7.バクテリア

初めて水槽を立ち上げる時はバクテリアが全くいない状態ですので、餌の残りやレッドビーシュリンプ排泄物が分解されません。早くバクテリアのいる環境が出来上がるようにバクテリアの素(シラクラ 微生物の素 袋入り)を使用すると良いと思います。(バクテリアの重要性についてはフィルター(ろ過器)参照)

 

エーハイム60cm水槽セット

いろいろ揃えるのが面倒な方には、charmさんで売っている60cm水槽セットがオススメです。私の家にある熱帯魚の水槽はこのセットです。

このセットに付いているフィルター エーハイム2213は「ろ材付」ではありませんのでエーハイム純正のろ材は付いていませんが、charmさんオリジナルのスポンジ系のろ材が付いています。ただし、底面フィルター、ソイル、ライトは別途用意する必要があります。

次のページでは、レッドビーシュリンプの生死に関わる、飼育をするうえで最も大切な「水質」について解説します。

 

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